パラメトリックデザイン
デジタル技術の進化により、数式を用いて複雑な形状をデザインすることが可能となった。
しかし照明デザインにおける以下のような数学的アプローチは、まだ試行段階と思われる。
・様々な条件を踏まえて最適解を導く最適化
・空間内の光の分布を単純化する階調化
・光のふるまいを光線ベクトルとみなし、光軸の方向や光の広がりを検討するベクトル化
・光色や明るさの変化を数式を用いて決定する数式化
・光の点灯場所と時間を座標として捉える座標化
特に、数式化および座標化は新たな試みとして期待される。
今後は、建築デザインと照明デザインが数式を介してリンクする時代が来る。
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