ペンダントライト
スポットライトやダウンライトのように器具の存在を消して機能的な光を出す器具でなく、
シャンデリアやブラケットライトのように器具の存在を強調しながら装飾的な光を出す器具でもない。
ペンダントライトは、器具の存在感と機能的な光を兼ね備えている。
照明器具として必要な光も多岐に渡る。
例えばダイニングで使う場合、食事を美味しく見せるとともに、相手も顔も好ましく見えなければならない。
空間全体もある程度の明るくする必要がある。
なおかつ目線近くにあるため、まぶしさを感じさせてはいけない。
もちろん器具自体も美しく見える必要がある。
その一灯で空間を決めてしまう。
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