


CIE標準一般天空、All-weather modelおよび中間天空の3種類の天空輝度モデルにおける照明器具によるエネルギー消費量を比較してみました。
グラフは、10畳の部屋に均等配置された天井照明器具の調光率の推移で、6ヶ月間です。
場所は京都で、1月から6月の各月において、1日、11日、21日の3日間の7:00〜18:00における調光率と、半年の合計消費電力量を計算しています。
南面に掃出窓および西面に腰窓を設置しており、天空光のみ考慮しています。
また床面の基準照度は300ルクスとしています。
各グラフは大きくは変わりませんが、CIE標準一般天空では時刻ごとに気象データに基づいて天空状態を判定しているので、精度は高いように思います。
上から
(画像1) 調光率の推移:CIE標準一般天空
(画像2) 調光率の推移:All-weather model
(画像3) 調光率の推移:中間天空
画像全て:©2023 Susumu Matsushita Architecture & Lighting Design Labo.
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昼光利用